ソフロロジー出産
ソフロロジーとは、心身共にリラックスすることを探求するもので、これを応用した出産をソフロロジー出産と言い、熊本の松永昭先生が発展させた画期的な出産方法です。
子育ては妊娠中から始まっており、お産はその通過点であり、陣痛は赤ちゃんに会うためのエネルギーであると受け入れる方向で考えます。そうすることで出産の際にはすでに母性がはぐくまれており、出産の痛みからのがれる事だけを追求している無痛分娩やその他の方法とは決定的に異なります。
「出産は痛くて怖い」というイメージがよく言われますが、ソフロロジーのトレーニングをした方は、お産が近づくにつれて「早く赤ちゃんに会いたい」と、むしろ陣痛を心待ちにしているかのようになられます。そして、終始叫ぶことのない笑顔での出産ができます。
具体的には、イメージトレーニングと細く長い腹式呼吸をして、むやみにいきまない出産をします。結果、赤ちゃんにもお母様にも負担の少ないお産になり、赤ちゃんはピンク色で生まれ、お母様は陰部の傷も小さく、産後の育児にスムーズに入ることができます。