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スタッフブログ

「熊本市産後ケア事業」について

2021/04/14

%e7%86%8a%e6%9c%ac%e5%b8%82%e7%94%a3%e5%be%8c%e3%82%b1%e3%82%a2%e4%ba%8b%e6%a5%ad当院では、4月1日付けで、熊本市産後ケア事業の委託を受け、開始致しました。これに該当されない方でケアをご希望の場合は、当院のデイケア、ショーステイをご利用ください。ご希望の方は、まず電話でお問い合わせくださいませ。

実は、日本一の自慢です。

2020/09/18

世間では「母乳率だけではない」という、よくご理解されていない方々のご批判があり、これまであえて表明しなかったのですが、当院の母乳育児率は、2001年の赤ちゃんにやさしい病院認定以来、ずっと95%前後を維持していて、近年は日本一なんですよ!特記すべきは出産後6ヶ月での完全母乳率が95%だということです。母乳育児支援をおこなっておられる方々にはその数字の意味がおわかりのことでしょう。そのデータは、公式文書である「赤ちゃんにやさしい病院における母乳育児のベンチマーク」(令和元年12月発行 日本母乳の会データ管理委員会編)に記載されています。この本は当院待合室に設置してありますので、どうぞご覧ください。

 

赤ちゃんに、生まれてこの方、一度もおっぱい以外の物を口に入れていない場合を「完全母乳」と定義されています。一度でも人工乳を与えた場合は「混合栄養」に分類します。全く母乳を与えていない場合が人工乳育児となります。この分類は、母乳だから良いとか、人工乳だからダメだとか評価しているのではありません。「一日一回くらい人工乳を与えているから母乳だよ!」でも、決して否定しているわけではなく、定義の問題であることを申し上げています。そこまで厳しい定義を持ってしても、前述のような結果が出ています。

 

妊娠中から十分に正しい知識を得て頂き、生活リズムや特に食事の見直しをしたり、乳首のケアを行なったりすることで母乳育児の準備をしていきます。分娩に対しても、母性を育み、かつ心身共に負担の少ない出産法であるソフロロジーを習得して頂き、達成感が高くお母さんにもやさしい出産を実際に経験され、産直後からの母児同意室と頻回授乳によって母乳育児を確立していきます。退院後も産婦さん個々に置いて必要なケアを必要な時に施し、切れ目のない育児支援をおこなっていきます。一ヶ月健診を過ぎましても、特に最近ではお母様のデイケアやショートステイでアフターケアする用意もあります。

 

こういった一連の流れの中で母乳育児の確立を通じて達成感のある育児を身につけて頂くことで、高い母乳育児率に繋がっているのです。結局、当院のお母様たちは日本一頑張っているということ、我々は適切にお手伝いをしているだけなんですけど!

災害時の授乳について

2020/07/18

 

この度の豪雨で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。また、復興にご尽力されていらっしゃる皆様には、どうか安全に留意されてご活躍されることをお祈り致します。

 

離れてはおりますが、当院からも何かお手伝いできることはないかと、災害時の授乳・育児に関しての情報をお届けできたらと思い、ブログを更新します。

 

母乳だけの方、ミルクも併用していらっしゃる方、ミルクのみの方、さまざまおられますでしょうけれど、このような環境の中で、適切な栄養を適切な方法で与えられ、育児を遂行されることを願っております。過去に熊本地震を経験した際も、母乳育児に助けられたお母さんや赤ちゃんがたくさんいらっしゃいました。このような災害で起こりやすい問題や解決策をご紹介します。

 

「母乳が出なくなってしまうのではないか」というご心配は無用です!! 赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激によって母乳は作り出され続けるので、ストレスとは関係なくおっぱいは出ますよ!また、とりあえずはお母さんが十分な栄養をとれなくてもおっぱいは出ますが、できれば十分なお食事と水分はとれるようにしたいです。

 

確かに、赤ちゃんにおっぱいを与えている様子が見えないようにしたい方々が増えている時代、被災されている環境でリラックスした状況をつくることは難しいと思いますが、少しでも赤ちゃんとゆったりと授乳に集中できる時間や環境を整えてもらえるように、周囲の方にご協力をお願いしましょう。そして、当然そのような環境の方が心安まりますが、本来、授乳は恥ずかしいことではなく、微笑ましいもの、勇気を持って授乳されてください!

 

以上、普段から母乳のお母さんは安心して母乳育児を続けてください。こんな時こそ母乳育児は最大の力を発揮します。母乳中の豊富な免疫成分が赤ちゃんを守ってくれます。

 

ミルク併用のお母さんは、むしろ母乳を作り出すチャンスになるかもです。おっぱいは吸わせれば出るようになるので、人工乳を与える事が減った状態であれば、おっぱいを吸わせる回数を増やしてみてください。逆に、母乳不足感から人工乳の回数や量を増やすと、更におっぱいは出なくなっていきます。

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搾母乳や人工乳を上げているお母さんは、哺乳瓶の消毒やおきれいな湯が用意できないと、感染のリスクが上がるため、災害時は紙コップでの授乳が便利です。一見難しそうですが案外上手に飲んでくれますよ!人工乳の調乳は70℃以上のお湯で行うことです。低い温度では殺菌できません。液体ミルクが便利ですが、高い気温の下で放置しないようにしてください。搾母乳は、できることなら人肌ほどのぬるま湯で温めましょう。搾母乳は常温でも半日以上腐ったりしません。

スタッフ一同